今日から11月ですが、まだまだ日中の陽射しはきつく、逆に朝晩はぐっと冷え込み、寒暖差で体調を崩しやすい季節ですね。今日は疲労回復効果の高い、今話題のもやしとレモンの相乗効果や作り方をご紹介します。
疲労の種類
疲労は、肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労の3つに分けることができます。
肉体的疲労の主な原因
筋肉を動かすためのエネルギーの不足と、疲労物質(乳酸)の蓄積です。
筋肉もエネルギー不足の状態では、力を発揮することができません。
また、糖質が分解されてエネルギーとなる時に、できるのが乳酸です。
筋肉は酸性に弱いため、乳酸が多く蓄積されると、充分に働けなくなります。
それが疲れやだるさ、筋肉の張りとなって現れて来ます。
また、同じ姿勢を続けるなど、一部の筋肉が緊張を続けていれば、そこに乳酸がたまり、確実に筋肉の働きは悪くなります。
さらに、筋肉は適度に動かさないと萎縮し、どんどん弱くなっていきます。
動かないことが、もっと疲れやすい身体を作ってしまうので、適度に身体を動かしましょう
疲れを溜めない為に、日頃からストレッチや、ウオーキングなど習慣化しましょう
精神的疲労の原因
人間関係や悩み事などの、ストレスを原因とする心の疲れです。
精神的な疲れは本当に大きくて、体調を崩し長引くと、病気になってしまいますよね
そうならない為には、あまりくよくよせず気分転換したり、時には「その内慣れる」とか「流れに逆らわない」と自分に言い聞かせ開き直ることも大切です。
神経的疲労の原因
デスクワークなどで視神経や、脳が緊張した状態が続くことによって起こる頭の疲れです。

出典元:http://magazine.d-starjob.com/id_868
長時間パソコンをしてると、眼精疲労や肩こりが起きますよね~
パソコンやスマホの画面を見る時は、30分~1時間に10分は休憩を入れましょう
これら3つの疲労は、互いに密接に関係しており、放っておくと更に、しつこい疲労へとつながります。
たとえば、脳が緊張している間は、交感神経の働きにより、内臓や筋肉が働き続けているため、身体へも疲れがたまっていきます。
また身体や脳の疲れは、自律神経のバランスを乱し、精神状態にも影響を与えます。
疲れは溜まる前に、すっきり解消しておくことが大切ですね
大豆もやしの効果
季節の変わり目は、疲労が蓄積されやすい時期です。
そんなときに心強い食材は、なんと「もやし」でした。
意外にも栄養価が高く、さらにレモンとの組み合わせで、疲労回復効果がアップするんです!
もやしには、もっとも身近な緑豆もやしや、ブラックマッペ(黒豆もやし)などの種類がありますが、なかでも『大豆もやし』の栄養価は群を抜いています。

出典元:https://lohaco.jp/product/L03052083/
大豆もやしには、血糖値の急上昇を防ぎ、体脂肪の合成を抑制、さらには分解を促進する効果が期待できます。
また、大豆もやしに含まれるアスパラギン酸と、レモンに含まれるクエン酸は、疲労のもととなる乳酸を分解・促進を促す働きがあります。
もやしは、豆から発芽する際にビタミンCや、アスパラギン酸など、発芽前にはもっていなかった栄養素を、生み出すのです。
これらの栄養素をあわせて摂取することで、夏の疲れを早期回復し、代謝のよい状態に整えましょう。
もやしとレモンの相乗効果
もやしとレモンを、合わせることによって、さまざまな相乗効果が生まれると言われています。

出典元:http://belta-cafe.jp/11417
その代表格が疲労回復効果です。
私たちの体内には、食べたものを分解して、エネルギー生産する『クエン酸回路』という、システムがあるのですが、レモンに含まれるクエン酸は、そのシステムを動かすうえで“燃料”となり、疲労のもとである乳酸も分解します。
また、もやしに含まれるアスパラギン酸は、単体でもスタミナドリンクの、成分になるほどですが、クエン酸の働きもサポートします。
つまりレモンともやしの組み合わせは、ダブルの疲労回復効果を見込めるというわけです。
もやしレモンの作り方
※材料
大豆もやし 200g
■ 【A】
ポッカレモン100 大さじ2
白だし 大さじ2
①もやしは耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W)で3分加熱し、荒みじん切りにし、しっかり水気を絞ります。
※ここでしっかりと水気を絞ることで、白だしとレモンの味を染み込ませやすくなります 。
2. 清潔な保存容器に水気を絞った、大豆もやしとAを入れ、蓋をして全体をふり合わせます。

出典元:https://oggi.jp/193770
ポイント
もやしは、食感もよくてうまみのある、大豆もやしを使うのがお勧めです。
白だしの分量は、お使いの白だしの種類や、お好みに合わせて調節して下さい。
大人向けにはラー油をプラスするのもお勧めで、おつまみにもぴったりのお味ですよ
もやしレモンは、冷蔵庫で保存し、3日を目安になるべく早く使い切りましょう。
日頃の疲れを溜めない為に、もやしレモンを常備菜として作り置きし、毎日食べれば健康維持に役立ちますので、あなたも是非一度作ってみて下さいね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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