白血病の新薬キムリアが承認された!免疫療法CAR-T細胞で池江璃花子を救えるか?

  こんにちはmiuです。

競泳の池江璃花子選手が白血病を公表し、現在治療中ですが、自身のブログに治療の苦しみを綴っていましたね。

白血病は血液のがんで、以前は不治の病と恐れられてましたが、現在は医学も進歩し完治する可能性も高く、希望が持てるようになりました。

またこの程、他に治療法がない「難治性の白血病と悪性リンパ腫」の患者を対象にした、新たな免疫療法が、間もなく日本でも受けられるようになるという朗報が入ってきました。

どんな治療法で、いつから受けられるようになるのか調べてみました。

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白血病の新薬「キムリア」が承認された

ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった京都大学の、本庶佑特別教授が開発に貢献した、がん免疫薬「オプジーボ」に続き、新たな免疫療法「CAR―T(カーティー)細胞」が注目されています。

2月20日、「CAR-T細胞療法」に使用する薬剤の国内における製造・販売が了承されたと厚生労働省から発表されました。

これにより、他に治療法がない「難治性の白血病と悪性リンパ腫」の患者を対象にした新たな免疫療法が、間もなく日本でも受けられるようになります。

米国では約2年前に認可され、劇的な効果でがんが消滅するようになりました。

この難治性の白血病にかかる治療費は1回5000万円以上です。

超高額ですが、米国では従来の抗がん剤では考えられない、治療結果が報告されています。

日本初の薬剤となるのは、ノバルティスファーマ社の「キムリア」です

CAR-T細胞療法とは?

「CAR-T細胞療法」とは、新たな免疫治療の一種で、患者から採取したリンパ球に、遺伝子操作を行い、がんに対する攻撃力を高めた細胞を、大量に培養します。

そしてそれを患者の体に点滴で戻すという治療法です。

こんな画期的な事が出来るなんて凄い事ですね

ターゲットにするのは、一部の白血病や、悪性リンパ腫に多く発現する「CD19」です。

CD19という細胞表面にあるタンパクは、がん細胞にも正常なB細胞(骨髄で作られるリンパ球)にも、存在するもので、そのCD19を持つ細胞をすべて、身体の中から消滅させてしまうという治療です。

B細胞は完全に身体から無くなっても、人間は生きていくことができるのです。

治療対象となるがんが、一部の白血病や悪性リンパ腫に限られるのは、CD19の目印を持ったがんでなければ、攻撃ターゲットが見つからないからです。

CD19を持ってるがんをミサイルで、狙い撃ちする訳ですね  凄いですね~

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CAR-T細胞の威力とは?

培養されるCAR-T細胞には、第1世代から第3世代と呼ばれる、構造デザインがあり、いわば進化をし続けている治療法なのです。

第1世代、第2世代のCAR-T細胞は、がんに対するスナイパーとしての能力はほぼ同じです。

ただ、第1世代にはターボエンジンがないので、持久力がなく相手(がん細胞)を数人倒せたとしても、相打ちのような状態で自分も力尽きてしまうのです。

これに対して第2世代はターボエンジンが、搭載されているようなもので、そのため、がんを倒すたびに特別なシグナルが出て、自分の味方となる細胞が2倍、4倍、8倍と、倍々ゲームで増えていくんです。

このターボエンジンの役割をする遺伝子は、実はもうひとつあり、そのふたつのどちらも搭載したのが、第3世代になります。

理論上は第3世代が、一番いいように思えるんですが、実際に試してみると、一番効果が上がったのは、第2世代でした。

今回承認された「キムリア」で使われているCAR-T細胞の構造は、第2世代に当たるのです。

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子供の白血病にはCAR-T細胞療法が有効

CAR-T細胞療法の、治療対象となるのは、一部の白血病と悪性リンパ腫に限られています。

白血病は非常に種類が多いものですが、子どもが白血病に罹った場合、7~8割が急性リンパ性白血病です。

子どもの白血病にとって、CAR-T細胞療法が有効である可能性が高いのです。

かって白血病は不治の病でしたが、今は治る病気です。

それでも、なかにはどうしても一般的な治療では、治らない患者さんがいます。

そんなケースでは、CAR-T細胞療法がひとつの選択肢となりえます。

これはがん患者にとっては、本当に朗報で希望を持って、治療に専念できますね

CAR-T細胞療法の副作用とは?

がん治療では、色々な副作用がありますが、CAR-T細胞療法でも起こりえるのが、副作用の問題で、CAR-T細胞療法を受けると、数日のうちに高熱が出たり、痙攣(けいれん)の症状に襲われることがあります。

さらには急激に血圧が下がったり、呼吸困難となり、集中治療室で人工呼吸が、必要になるケースもあります。

米国の治験では、治療効果が高かった人の、8~9割に強い副作用が表れたとの報告がありました。

強い副作用が表れるのは、投与後、リンパ球が1000倍以上に増えることで、リンパ球同士が刺激しあい“サイトカイン“という物質が、出てしまうことが原因です。

逆に言えば、サイトカイン放出がないと、治療効果が期待できないとも受け取れますが、強い副作用がなければ無効かと言うと、必ずしもそうとは言い切れません。

また、すべての免疫療法が、同じメカニズムで作られているわけではないので、『強い副作用が出ないから効果が無い』『本物の免疫療法ではない』と考えるのは大きな誤解です

がんの免疫治療は日進月歩で、今後すべてのがんに有効な治療法が、生まれる可能性を秘めているのです。

改めて医学の進歩を感じますが、がんももう治る時代が来てるのは、本当に嬉しい事ですね

競泳の池江璃花子さんの回復を、心よりお祈りしております。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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